Teraクラウドを契約しました。

表題通りのことなだけなんですが、導入を検討されている方も多い、と思うのでメモ。

1月中旬か下旬に突如リリースを放ってきたTeraクラウド(以下テラクラウド)1年プランを導入しました。
Dropboxでも、Googleドライブでも、Amazon Cloud Driveでもないのは理由と経緯がありまして、概要を書くとこんな感じです。

 -SugarSyncの契約が突如切れた
 -同等仕様のドライブを探す(継続可能なところ)
 -Owncloudベースのテラクラウド、いいんじゃない?

ということになります。

SugarSyncの契約が突如切れた

と、言っても、SugarSyncに非があるわけではなく私のせいです。
使っているクレジットカードの有効期限が切れ、新しい有効期限のものに、登録をしなおしていたのですが、どうやらSugarSyncの更新は忘れていた模様。2014年になった瞬間にあけおめメールとして、「あんたのカード使えないから、解約ね!」というのが届きました。


ただSugarSyncの恐ろしかったところは、カードの有効期限が切れていて、更新できない事などの通知は一切来ずに即解約、データもすぐに削除(復旧できない)されてしまったところです。
自分が悪いのですが、さすがにここまで悪即斬!だと、安心してもう一度契約する気にはなれませんでした。

同等仕様のドライブを探す

という事で、代わりのオンラインストレージを探す事にしました。
なるべくSugarSyncと同等仕様がいいな、と思うのですが、私が望むSugarSyncと同等仕様というのは、「好きなフォルダを同期対象に設定できる」「容量単位の価格がなるべくお安い」という事になります。


まあ、SugarSyncと比べて「容量単位の価格がなるべくお安い」ストレージというものは、たくさんあります。というか、最近にいたっては、特にSugarSyncの容量的なコストパフォーマンスは、よいものではありません。BitCashとか、価格帯は違いますが、容量を気にせず使える、というサービスもいよいよ本格的な運営をはじめています。


ただ、もう一個の要求仕様である「好きなフォルダを同期対象に設定できる」というのになると、ガクンと対応のサービスが減ってしまいます。SugarSyncは、この同期対象フォルダを自由に設定できるというのが、強みでした。


じゃあ、まったくこの要求を満たしたサービスがないかというと、そうでもありません。ただ、著名もしくは資本の大きい会社のサービスでは、ほほ皆無となり、サービスの継続が心配になります。
オンラインストレージというサービスの特性上、ある日突然「使えなくなりました!」となると、取り返しの付かないことになりますので、事業運営母体がしっかりしているか、というのは、きちんと気にしておかなければならないな、と思いました。

Owncloudベースのテラクラウド、いいんじゃない?

そこに彗星のごとく(死語)現れたのが、テラクラウドだったわけです。一瞬テラダストレージサービスのクラウドかと思いましたが、そうでもなさそうです。
ラクラウドは、無料と有料プラン1種類のシンプルなストレージ展開ながら、有料プランは、1TBとかなり太っ腹、しかも年払いで9,800円とかなりおトクな料金体系になっていました。
(今ならキャンペーン中ですね。)


しかも、その基盤はWebDAVベースでOwnCloudを使用しているとのこと。
運営元のジャストプレイヤーさんのお名前は(失礼ながら)耳にした事はなかったのですが、素直にOwnCloudを使用されていると仰った事で、なぜ低価格でサービスを展開できるに至ったのか、腑に落ちました。
OSSに自分ところの“ガワ”を被せて、あくまで自分達が開発しているものと見せるサービスは、多々ありますが、その逆をいくパターンで姿勢的にも好感が持てます。


また、OwnCloudベースであれば、「しっかりとした運営母体でないと……」→「資本の大きくない会社でも運営(対応)がしっかりできる(最悪、他OwnCloudサーバに移行できる)」という安心感も生まれました。
副次的なメリットとして、クライアントアプリをジャストプレーヤーさんでなく、OwnCloudの団体がリリースされているので、iOSMacともに、今後の使用用途が広げて行けそうです。クライアントソフトの発展もジャストプレイヤーさん頼みでなくてもよくなっているわけです。

有料会員になりました。

……ということで、私は無事SugarSyncからテラクラウドに移行しました。
1GBなんて容量、まだ使い切れないのですが、ひとまずは手持ちのSDカード8GBのバックアップ先として利用しようかと思っています。