たまにはmiのことも、話題にしてあげてください。

このダイアリーをご覧になっている方は、うすうす感じていらっしゃるかもしれませんが、私は、miというテキストエディタを使用してHTMLやCSSをコーディングしています。

いえ、それらだけではなくて、かなりいろんなテキスト関連作業をmiでこなしています。
XMLPerl……デザイン側があんまり触らないようなファイルでも、とりあえずテキストだったら、なんでもmiで開いちゃえ、という感じです。
そのくらい、このmiは、広範囲のファイルサポート・高機能なツール群を備えながら、しかもカスタマイズすることによって、自分の使い勝手になじんでいく特徴があります。


んで、そんな先日(って、言い方はあるのか?)開発者様がブログを開始されていることを発見。


ミミカキ開発blog


来るであろうver3.0からは、シェアウェアに移行されるようなので、応援する意味で「miはこんなに素晴らしいエディタその1」をやりたいと思います。
その2はあるのかー?


-なんといっても軽い。
miの最大の特長は、その軽さにあると思います。
Dreamweaverなんて、重厚長大なソフトと比べても、もちろん。CodaやEspressoと比べても、体感できるほどの軽さがあります。単なるエディタと準開発ツールを比べること自体がおかしいのかもしれません。しかし、CotEditorやJEditと比べても、早さを感じます。
もちろん、CotEditorやJEditもよいエディタです。


-カスタマイズがきくから、自分好みの設定にできる

私はエディタ好きでもあるので、様々なエディタを試しているのですが、最終的には、やはりこのmiに帰ってきます。
それもこれも、このmiは、もともと多機能でありながらも、非常にカスタマイズが効くため、使い勝手の部分は、ほとんど他のソフトと同等の機能を実現できるからです。


例えば、Espressoのコードナビゲータは、コメントもそのHTMLの「骨組み」として表示します。
miでは、基本titileタグとh1〜h6の見出しタグがアウトラインとして認識されるのですが、これにコメントを加えることもできるのです。
加え方は、以前のこのエントリを参照。


miのジャンプリストを鍛えて、CSSエディタのあの機能を実現


-タブとウィンドウモードを混在させることができる

次にウィンドウの扱い。
miには、タブモードとウィンドウモードの二つのモードがあります。当たり前ですが、タブモードになると、一つのウィンドウの中でタブを開いていって、デスクトップがごちゃごちゃしないようになります。


しかしどうでしょう? 例えばCSSCSSで1つのウィンドウだけどタブで開く。HTMLはHTMLで1つのウィンドウ、HTMLだけを開いているウィンドウでタブで展開させる、という私のわがままを持つ人は、結構いるんじゃないでしょうか?。
miは、一見タブモート、ウィンドウモードのどちらかのファイル表示だけになるが、タブで開いた後、そのタブを右クリックすると、「ウィンドウ化」の項目が出てきます。
1つのHTMLファイルに複数のCSSを絡ませていることは多々あると思うが、HTMLファイルをウィンンドウ、CSSをタブで表示なんてすると、便利です。


-入力補完もばっちり

コーディング系のエディタに求める機能の筆頭として、入力補完を挙げる方は多いんじゃないでしょうか?
miにももちろん搭載されています。


たとえば、margin-leftと打とうとして、marginまで入力します。その瞬間にすかさず[esc]キー、もしくは[Shift]+[Space]キー。補完リストが表示されるでしょう(たしかまだベータ版の2.1.9から。入力補完自体は、前からある)。
現状では、そのまま[esc]キーを連打していくことによって、補完リストを次候補を選んでいきますが、この操作体系は、好き嫌いが別れると思います。
バージョン2.1.9では、↑キー↓キーによる候補選択も可能になるそうです。


さて、長くなると誰も読んでくれなくなりそうなので、ひとまずこれくらいにしておきます。
まだまだこのエディタの好きなところはあるのですが、それはまた次回ということで。