第124回

 自己満足的に掲載し、このブログのアクセス数を落とすのを一手に担っているこの短編小説ですが、前回「子供」を持ちまして、終了とさせていただく運びとなりました。
 もともと、RSSリーダなどへの登録も少ない本ブログです。さらにこの短編小説を楽しみにしてくださった方は、極めて少ないことかと思われますが、深くお詫びいたします。
 何回も続いたこの短編小説は、長編しか書くことのなかった筆者が、小説の練習になるよう、しりとり形式でテーマという課題を出しながら書いていったのが、始まりです。
 文章量は、四百字詰め原稿用紙二枚。ブログで読んでいただくには、若干長めの文章だったかもしれません。しかし、百回以上も続けることができたのは、この限られた文章量が続ける気力になったのと、皆様からの暖かい励ましがあったからこそです。
 そう、百回以上もやっていたんですね。最近では、私もこの短編小説をどうすればよいのか、次の行き先を模索しているところでした。その割には、どこにも、何にも発展しなかったわけですが、筆を止めてしまうことには、やはりためらいがあります。
 しかし、どこかで区切りを付けなければならないものでしょう。
 さみしいものですが、次からは別の道を歩むことにします。とりあえず、マンガでも描きましょうか。
 そうなると、これまで小説を書くためにためこんできたスキルや道具はいらなくなります。スキルはともかくエディタなんかの道具は、うーん、どうしましょう。いらないから、捨ててしまいましょうかね。データだから、ゴミになるわけでもないし。
 そういう意味では、小説データもいらないですね。百回以上のデータ、誰が欲しがるわけでもないし、ゴミ箱に入れますか。
 てことで、これまで何年もやってきたこの短編小説カテゴリ、なくなります!


短編小説第124回、テーマ「もったいない」でした。