title属性は、そのボタンやリンクが何をするものなのか、説明文として使おう


title属性。titleタグじゃない。title属性。
なんか、ずっと、本来の目的を逸脱して使っていたな、と。


結構いろんなタグに追加できるために、ALTの代わりに使っていたこともあったけど、もともとは、それをクリックすることによって、どんなことが起きるのか、説明するためのものだったはずだった。
Windowsしかさわったのことのないエンジニアをどう思いますか? というのは、どっかでよく見かける質問だけど、Internet Explorerしかさわったことのないスーツさんは多い。
画像にポインタを持って行ったときに、ALTがぺろっと出てくるのだけは知っていて、それと同じにならないと、修正を求めて来るというのは、デザイナなら、割と喰らっていることじゃないだろうか。


だけどまあ、title属性ぐらいは、ちゃんと本来の使用目的のまま使おうかな、と。今回のエントリはそんだけの話。


文書としてのHTMLページや、いわゆる「商品紹介ページ」ぐらいならともかく、Webっていうのは、もともと「使う」ものを作るもの。
ユーザがそのページでいろいろな操作を行うならば、それにともなったUI、アイコンやボタンも多くなっているはずだ。
そのなかには、メインの機能、サブの機能、目立たせたいもの、一部のユーザしか使わないもの……といった強弱をつけていることだろう。小さくなってしまったアイコンやボタンが、どういう効果をもたらすものなのか、説明できるtitle属性にしておこう。