本当にエントリすべきなのか

最近はブログでも2ちゃんでも、
「ウィルコム、終わったな」ムードを感じる。

というのも、通話定額はソフトバンク、
データ定額は、イーモバイルに
おいしいところを持っていかれているからのように思える。

こと、通話定額に関してはきちんとみれば
ウィルコムの方が……ってい意見はよく聞くのだけど、
基本料金が一見で高いっていうのは事実。
なんとか巻き返しをしてほしい現状だった。
そんなときにこれ。

去年のグッドデザイン・プレゼンテーションには、
足を運んだのだけど、今考えてみれば非常にがっかりする
「未来」を見せられた気がする。

なぜかというと、ウィルコムが掲げた
W-SIM構想は、ちっとも我々の生活を豊かにしてくれていないからだ。
W-ZERO3は結局、W-SIMでなくても、十分実現できたんじゃないだろうか？
せいぜい2台持ちの人が、使いやすいくらいで。

どれだけエコでも、どれだけコンセプトが詰まっていても、
作る気がないものを、「グッドデザイン」として提示しないでほしいと思う。
消費者に届いてこそのデザイン。
特にプロダクトは、使ってもらってなんぼの世界だろう。

アップルは「未来の商品については話せない」
ナナオは、「結果的に高額になってしまったが、商品として送り出す」
しかしウィルコムは、すごいでしょという未来だけを見せて、
実現に持っていかない。

この辺のデザインに対する考え方は、
まるっきり違うと思う。
苦境に立たされている今だからこそ、
へんなクマなんか作って、ごまかしていないで、
デザインに力を入れるべきだろう。
某プレ○テ3みたいにならないように。
そもそも、W-SIMの未来は、去年見せていますよね？