Macに入れるべき14のまとめいろいろ

 いっぺんやってみたかった。私は有名ブロガでもないので、ブックマークが集まるわけがないが、はてなブックマーカがわんさかとよってくるようなタイトルで、Macに入れるべきオンラインソフトの一覧。まあ、今度Macを買った時のための自分のためのページにしようと思っているわけだけど。


1. Butler

 1番目はこれ。何はなくともこれ。とても便利。QuickSilverのような使い方でアプリケーションランチャにもなるし、メニューバーに、いろんなディレクトリ、アプリを登録しておける。あんまり使わないけど、iTunesのコントローラも。さらに画面の四隅にも同じようにホットスポットを置けるので、用途別に簡易的で快適なディレクトリアクセスが可能。Hotkeyも当てられるので、設定をいじればいじるほど便利になっていくのが、このButlerってソフトだとおもうクリップボード拡張にもなる。なんでもできるんじゃないかと疑いたくなるほど。


2. NeoOffice

 言わずと知れたMacOpenoffice。そう言っても、素人目には差し支えないと思う。X11の知識も、finkによるインストール技術も必要ないから、とても簡単に導入できるOffice。もちろんMicrosoft Officeとの互換性は、Openofficeクラス。これ以上でもこれ以下でもないから、割り切りがつく。ワープロ表計算は確認ぐらいしかしませんよ、というMacユーザは、これ一本でいけると思う。ちなみに、最近MacpeopleMacFanなどでも「無料」として取り上げられる事が多くなってきたけど、このソフトは、ドネーションウェアです。寄付によって成り立っている。いわゆるフリーとは、違う事を認識させた方がいいんじゃないか? 「この開発活動に同意をいただけるのなら、お金をください」というスタンスなんだから。じゃないと後述するTextexpanderみたいになっちゃうかも……だけど。


3. miLightwaytext


 テキストエディタはこの2つを使い分けている。miはMacユーザならお世話になっている人がたくさんいると思う。いろいろと他にもいいエディタが出ているみたいだけど、浮気をしてもやっぱり戻ってきてしまうのが、このmi。やっぱり、軽いってエディタには最強の強み。
 Lightwaytextは、もっぱら書類作成用。2500円で市販のワープロソフトなみの機能があるので、非常に重宝している。推敲して、「ああ、なんだ。画像も貼り込まないし、どうせ報告用だしな」ってなると、そのまま見出し、メリハリを付けてPDF、もしくはRTFに。(ちなみにLightwaytextは、画像を貼れないわけじゃない)職場のたいがいのWinな人は、アイコンがワードになっていれば、拡張子なんて気にしない。


4. Camino

 あれ? FireFoxじゃないの? と思われる方もいるだろう。まあFireFoxも入れる事は入れる。仕事用に。表示確認のために。でもMac版のFireFoxは、妙な感じだ。アピアランスもがくがくしてて拙いし、テーマを入れてみてもむなしくなるだけで心地よい見た目でもない。Caminoはその点大丈夫。OSXアピアランステーマを踏襲してるし、エンジンそのものはGekkoなので表示や挙動も標準のものを動かしてくれる。それだけならG4用、G5用と、Macに最適化されたバージョンもあるんだが、Caminoは、なんだかすごく速い。Safariよりも、FireFoxよりも速いような気がするのは、ホント、気のせいだろうか? これで機能拡張さえ使えれば仕事でも使うんだけど。


5. CyberduckFugu


 FTP/SFTPソフト。FuguはFTPには対応してなかったかな、確かまだ。(ロードマップ上はある)miを使い、どれだけきれいなHTMLを囲うが、SEO対策を施そうがサーバにアップできなければ意味はないって事で。Cyberduckは大分使いやすくなったけど、昔はなぜか激重だった。Fuguは、2ペイン型でWinからの乗り換え組でも違和感ないのではないのだろうか。アクセスしたディレクトリを履歴で持ってくれるのが便利。Cyberduckはファイル単位で履歴を持つ。なのでこの2つを使い分けてる。がんがんアップする時はFuguで、一つのページに対してうまくいくまでアップし続ける時は、Cyberduck。しかし動物だったり、魚だったりするアイコンはいいなあ。


6. DefaultFolderTextexpander

 並べるように似ているソフトではないんだけど、便利系という事で。 DefaultFolderはMacの開く/保存ダイアログを拡張するソフト。主にこれまでにアクセスしたディレクトリ履歴を辿るために使ってる。画像はココ、CSSはココ、HTMLはココって感じで。つか、直前まで使ってたディレクトリを忘れる某Fireworksというソフトがいけないのよねぇ。頼みますよAdobeさん。Textexpanderは、いわゆるテキストスニペット。エディタに依存しないでシステム環境設定として常駐する。テキストエディタでもWYSIWYG型のスピードを実現するために導入。すごいのは、テキストを挿入した後、任意の位置にカーソルを合わせてくれたり、リッチテキストや画像まで差し込んでくれる点。でも、まだインテルMacじゃないからtext「ex」panderじゃないのよね。今度インストールする時には、購入しなければならない。前述した「ドネーションウェアを無料と書くのはいかが?」」ってのは、このソフトの事例があるから。当初ドネーションで運営されていたがうまくお金が集められなかったのだろう。現在ではSmile on my macが販売している。ドネーションウェアは、支払いの義務がないシェアウェアと受け止めて、オープンソースとはまた違ったユーザの公共財産として育てていくべきだろうと思う。人気がなかったから寄付も集まらなかったんだよと、言われればそれまでなんだけど。


7. Perian

 GIGAZINEでも紹介されたQuickTimeプラグイン。再生できないものはないんじゃないかって言うほど、いろんなものがQuickTimeで再生できるようになる。VLCMplayerでいいじゃないって思われるかも知れないけど、やっぱQuickTimeが一番安定しているように思える。あと、フルスクリーンにした時に、この2つのソフトは挙動がおかしいような……。私はフルスクリーンやその他もろもろの機能がほしいのでQuickTimeをProにアップグレードしてある。だからこそ、意地でもQuickTimeを使おうとしているのかも知れないけど。


8. MailTags

 OS X純正のメーラ、「Mail」の機能を拡張するアドオン。その名の通り、タグを付けたり、iCalとの連携を図る事ができる。2.0はシェアウェアになってしまうみたいだけど、導入する価値はあるソフトだと思う。次期OS Xレパードでは、MailとiCalの連携がサポートされるみたいだけど、メタ情報を付加する際にカレンダの表示があるのはさすが作者、ユーザの使い方をよく見ているというか、アップル、それじゃ不十分だよというか。Mailじゃなくて、他のソフト使えば? っていう意見もあるだろうけど、純正は純正同士でいろいろと連携計ってるからなあ……。


9. The Unarchiver

 10.3でZIP機能が標準になってからは、Stuffit Expanderが付属しなくなった。だけど、まだまだSit形式で送ってくるやからは多い。(Winユーザに対しても送られてきて、「これ、Macの形式みたいなんだけど、分かりますか?」って言われる事多々。送る輩はどういう神経持ってるんだ?)act2のサイトから無料でダウンロードできるけど、メールアドレスを入力しなければならないなど、煩わしい。そこで、このThe Unarchiver。これを入れておいて、解凍に困った事はない。便利。


10. GIMP

 X11が必要だから、素人にはあまりお勧めできない。Windowsだったら、真っ先に紹介する画像編集ソフト。インストールや起動はMacバイナリ版があるので簡単。「Photoshopほしいけど、高すぎだよ!」って方やライセンスがカチコチにお堅いのに困ってる方は幸せになれる。
 

11. iSquint

 動画変換ソフト。いろんな形式の動画をiPodに最適に変換してくれる。それだけ言うと他にもありそうだが、使い方がとてもシンプル。てことは、簡単。変な知識は一切必要ない。iPodで動画を見ている方は、是非導入してほしいソフト。作者のセンスあるアラート文を閲覧するだけでも導入の価値あり。


こんな感じだろうか。
まだまだあるけど、仮想デスクトップとかは自分にとっては必須ではないので割愛。これだけあれば十分快適なMacライフを送れるってものを。
それには市販のソフトもあるんだけど、市販のソフトって1万以上はするから、「紹介」はしないでおこう。