物語には小窓を

短編小説のカテゴリを使いながらも、
短編小説を書いていない回が続くがまあ、いいや。
今回の萌理賞に参戦してみて感じた事は、

物語には、主軸となっている空間から切り離された小窓のようなものが必要ではないか。

ということだ。
id:sirouto2さんは、それをエスケープと言っているが、
確かにそうかもしれない。
読者をとどめている状況、状態から切り離されたオブジェクトを配置する事で、
文体としてもリズムが生まれ、読む人の集中ももっと高める事につながる――。
さらにそれがキャラクタの意外な面なども引き出す。


よし、がんばろう。
……印象に残ったタイトルだけにでも入ってよかった。