iPhoneに絵文字


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いわゆるTIpsとして、iPhoneで絵文字が使えますよ、というものではない。
どうやら、開発者に配布されたiPhone OS2.2には、日本のケータイ絵文字が搭載されている、という噂があるのだ。



アップルは、グローバルでない仕様は、なかなか採用したがらない。
その一端として、パソコンでテレビを観るといった機能があるが、ケータイiPhoneにおいて、絵文字を無視するという事は、さすができなかったのだろう。


もちろん、日本市場におけるiPhoneの売れ行きが、爆発的と言えるものではないから、こういった譲歩をしているものとも受け取れる。
だが、あって困るものでもない。
PC向けに絵文字入りのメールを送られると、「=」て感じに文字化けしてしまうが、ケータイ同士であれば、楽しいものだ。


アップルファンとしても、自分たちが作り出すものだけに拘泥しないで、他人の文化を受け入れる成功へのチャレンジは好感が持てる。
次のソフトウェアアップデートでお披露目になると、確実には言えないが、早くiPhoneで絵文字が見てみたい。


何より、このアイコンの美しさ。
これだけのスピード感を持ってやっているのに、ここまで手を込んだ画像制作を行う徹底振りは、さすがアップル。
私もWebデザインに関わる傍ら、よくアイコン制作を行うのだけど、アイコンというものは、基本的に「手間」「暇」がかかるものだ。
また、ここまでセンスのよい画像に仕上げるのにも、技術がいる。
もっとお絵描きがんばらねば、と思った。


さて、これを見ながらケータイチームの同僚と話していたのだけど、ドコモは一体いつになったら、絵文字を綺麗にするのだろう。
「絵文字」という言葉に矛盾してしまうが、他のキャリアは、文字サイズの「画像」なのである。
軽いデータのやり取りに拘っているのはわかるが、さすがにドコモのメールや、ケータイサイトに置ける絵文字はみすぼらしく感じるようになってきた。
デコメール」なんて、やっているのに、なんだかうらはらである。