MAMPはやっぱりいいなあの巻


MAMPWindowsな方だと、XAMP?)は、私のような
デザイナレベルでもボタン一発でサーバが起動できて、
かつ、PHPまで動かせちゃうっていうのは、
かなり前から聞いていたんだけど、
なかなか導入する気になれなかった。


と、いうのもMacOSXは、もともとApacheが組み込まれていて、
システム環境設定のチェックボックス一つで、
完璧にサーバに組み込んだ状態の閲覧に持ち込めるから。
CGIPHPもconfファイルをうんこらしょとやれば
できなくもない。
……がんばれば。
サーバ管理者とまでいかなくても、
プログラマの方にはお茶の子さいさいのレベルだろう。
でも、デザイナだとがんばらないと……。


さて、OSXに標準で入っているサーバで十分として、
複数のサイトを管理する場合はどうする?
大抵のデザイナは、複数のサイトを管理している場合がほとんどじゃないだろうか。
私の場合は、ユーザ名/Sites/ に、
担当しているサイトをディレクトリに切って入れてある。
ブラウザでのアクセスだと、
http://ローカルIP/~ユーザ名/担当しているサイトA/
http://ローカルIP/~ユーザ名/担当しているサイトB/
みたいな感じにアクセスする。
ファイル共有とかしなくても、ウィンドウズやいろんな環境から
表示確認ができるので便利だ。


ただCGIとか、PHPが絡む場合、これだけだと不便。
パスの問題があって、ルート直下(Site直下)においておかないと、
表示もうまくいかなかったりする。


そんな場合はSiteディレクトリにあるものを
いちいち入れ替えるっていうのが
現実的な手法なのかなって思っていたけど、
なんだか面倒くさい。
Siteディレクトリは、HTMLファイルや、CSSファイルの
ローカル内安置場所として使いたい。
入れ替えたり、設置し直したりしていると、
ファイル管理も面倒になりそうで、
いちいちテスト環境にまでアップし、そこで確認を行っていた。


ただ、FTPクライアントを逐一触るのは、
CSSのテストなんかやっているときは、非常にかったるい……。


そこでMAMP!(なんかショッピング系のCMみたいになってきたな)
複数のサイトを管理していても、
一日のうちで複数のサイトを本格的に触ることは少ないから、
作業中のサイトディレクトリの中身だけを、
MAMPの「htdocs」ディレクトリにぶっこんでおけばいい。
作業し終わった後は、またSiteにあるディレクトリに戻せば、
混乱も起きないから、
ルートへのパスの見方も実現できて、かつファイル管理も楽
という二長のメリットが生まれる。


たったそれだけのことなんだけど、
FTPクライアントをいちいちいじったり、
Sitesディレクトリの中を気にしながら作業しなくてもすむので、
とっても気が楽になる。

以上、Macを完璧にローカルサーバにできない男のつぶやきでした。