素敵風呂ライフ

23日に風呂釜を取り換えますので、家にいてください。
と、半ば強制的に通知が来ていて、会社を午後半休した。

15時の予定が、17時に来られるというちょっとしたハプニングが起きたが、作業自体は1時間弱で終了。
さきほど風呂に入り、私は驚愕した。


「お、温度調節ができる……!」
特にボロとも思っていなかったウチの風呂釜であったが、相当に経年劣化が進んでいたらしい。
試しに温度調節のねじを回してみると、スムーズに動く。
これまでは、自動販売機の奥に転がってしまった百円玉をとるくらいの力を込めて回そうと試み、結局「ねじが壊れてしまうんじゃないだろうか」という懸念から諦めていたものが、まるでひげそりジェルを塗ったあごの様に滑らかになった。


うれしくて「ぬるい」と「あつい」を往復させてみる。
これは……夏でも冬でも、どんとこいだ。
今の私に何かをレコメンドしろ、と言われれば、迷わず「風呂釜を取り換えた方がいいよー」とやまびこが発生しそうなくらいの雄叫びをあげるだろう。


大家さん、ありがとー。
会社を早退したくらいの効果があったよー。