安易な親切は逆効果
mixiのコミュニティ、[SHARP&WILLCOM W-ZERO3] を見ると、
今回のZERO3、TTのセット販売が、かなり刺々しい波紋を呼んでいるみたいです。
ユーザのお怒りは、
・既存ユーザのことを考えろよ
・セットじゃないと買えないなんて、抱き合わせみたいじゃないか
みたいなところに集約されます。
まあ、私はそこまで怒ってないですが、その通りでしょうね。
(抱き合わせかどうかは別として)
ZERO3が発売された当時、TTは限定発売で、
かつ二万五千円くらいしたんですよね。
金銭的にも、機会的にも苦労して、無理矢理
この“セット”を買われた方も多いと思います。
それなのに、なぜか完売宣言後の、意味不明の復活、
しかもセットじゃないと手に入らないのに、プラス三千円程度。
そりゃあ、既存ユーザをないがしろにしてるって言われてもしょうがないですよ。
今回の販売について、ウィルコムさんが言う
「かねてより要望のあった、ZERO3とTTのセットを、
若干在庫が残っていたTTによって、実現した」というのは、嘘ではないと思います。
ユーザのことを考えた、親切な措置だと思います。
しかし、その親切がどの程度の影響を与えるのかを
熟慮できなかったミスではないかとも思うのです。
で、結局何を言いたいんだ、というと、
「ユーザのためという偽善の仮面をかぶって、
安易な親切は逆効果」
ということを、自分自身気をつけなければいけないなあ、と。
それだけです。